調査で釣りをしようとした。ところが魚がいない。
ほんの数日前までいたのだ。なのに1匹もいない。おかしい。最近カワウもいないし。魚はどこに行ったのだろうか・・・。
久しぶりに早く起きた朝・・・、惨劇を目撃した。
なんだ、向こう岸の波立ちは・・・。
カワウが3羽、アオサギが1羽確認できるが、アオサギがあの位置にいるということは、あの波はカワウが魚を追い回している証拠だ。
しばらくするとカワウが頭を出し始めた。どうやら30羽前後いる。
ふざけんな!!
魚が全くいない謎が解けた。魚の動きが鈍い寒い朝に、深場の魚を追い立てて、浅瀬に追い込み、食べつくしているのだ。
こんなことをやられたら、魚が残るはずがない。
写真に写っているだけで13羽、水中にはこれ以上いる。満腹になったカワウから顔を出す。これだけの数が川の魚を毎日追い回して喰い散らかすのだから、冬場に魚が全くいなくなるのもうなづける。
もはや兵庫県神崎郡市川町の市川は魚が住めるところではない。本気で駆除をしない町役場にも責任はあるが、これだけ生態系をぶち壊すほど増えたカワウを駆除しても、野鳥を殺すな。という動物保護団体にはあきれてしまう。
何度も言っているが、川鵜のせいで市川は死につつある。
手のひら近辺の大きさの魚はカワウが全て食べつくしてしまい。そこまで大きくない魚と、カワウの口に入らない大きさの魚しかいない。
大きな魚の寿命が過ぎれば、鯉もニゴイも、
ウグイやアユ、フナのように川から姿を消す。
いつか許可を得て、ハンター雇って駆除してやる。中学時代に市川の帝王と呼ばれていたのだ。守らなければ。