午後から甥っ子を連れて海に行った。この時期なので簡単に釣れるキスを狙った。

場所は兵庫県姫路市の妻鹿漁港横の白浜海水浴場の横に伸びる防波堤だ。この時期なら10cm前後のキスが《どないやねん》とツッコミ入れたくなるほど釣れる。

ところが今日は、ヤスを持った若者が海を荒していた。まあ、基本それぐらいで食べなくなることはないが・・・・。2年前に釣れていた場所では釣れなかった。さすがに荒されているので魚が移動しているようだ。釣れる場所を探さなければ釣れない。

それと今年は水温が高すぎて藻がいっぱい生えていて、引きずり釣りが出来ない。これは痛い。

港の内向きも、外向きも釣れない。人間が泳いだくらいでキスやネズミゴチが釣れなくなるはずがない。

先に釣りに来ている連中も全く釣れていない。するとそのうちの一人がヤスを取り出して

「突いてくるわ。」

と友人に言い置いて海に消えた。しばらくして帰ってきた若者は、

「エイが泳いどるって、ありか。」

と文句を言いながら海から上がってきた。連れの友人は

「ああ、釣れんはずや、エイがおるんやったら、釣れるはずないがな。シャレにならんなあ。」

と言いその直後あきれ顔で釣り道具を片付け、引き揚げて行った。

ということは、エイがローリングしてこない場所にキスたちは固まっている。逃げ場のない防波堤と港の間の河口部分で、テトラのない場所には逃げ込まない。こちらにはいない。海水浴場の方は現在エイがローリング中だ。

ということは、防波堤の突端のチョイ投げ10m以内。この場所にはエイの餌であるアサリはいない。ここはエイのローリング対象にはならない。しかもエイが通過するときは反対側に泳いで逃げるか、ごろ石やテトラに逃げ込めばいい。

チョイ投げして駆け上がりにおもりをのせると、すぐに当たりがあった。穴釣りに使っていた竿なのでメバル7号なので、大きすぎて喰い付かない。

でも、今日のポイントはここだ。

甥っ子にも教えてそのポイントを釣らせてみた。私はキス5匹、ハゼ1匹、ネズミゴチ1匹、ガシラ1匹釣り、甥っ子はキス1匹、なぜか投げ釣りでアジを3匹釣った。

私にしては2時間でこれだけならかなり少なかったのだけど、甥っ子にしてみればよく釣れたらしい。

父親と行くと殆ど釣れないらしい。

う~ん、この程度で喜んでくれるならまあいいか・・・。

釣った魚は家に帰ってすぐにさばき、日清製粉のから揚げ気を付けてから揚げにした。当然、絶品で楽しく釣りをして、おいしく食べる。その喜びを教えてしまった。

因みに、これの赤いのを使ってみたが・・・・。

全く食べなかった。やっぱり生き餌の動きには勝てないやんね。

因みに、魚を料理した時に出たキスの頭を餌にして川に投げていたらまたすっぽんが釣れました。

 

 

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